Customer’s Voice お客様の声
サイズ直し不可デザイン!?
結婚指輪物語
熟練の職人だからできる、難易度高めの一コマ抜き。
形や厚みにとてもこだわって造り上げたお二人の大切なご結婚指輪。
(※写真のスタッズはすべて職人が1つ1つ手作業で削り込んだものです。)
「かなり痩せてしまってサイズをダウンしたいのですが…できますかね?」とご主人様からご連絡をいただきました。
指輪のおサイズ直しは、一度指輪を切断し、アップする場合はアップ分の金属を足し、ダウンする場合はダウン分の金属を抜いて詰めます。
こちらの指輪のデザインですと、サイズ直しは出来ない…
ほとんどのお店ではそうなるのではないでしょうか。
「サイズ直し出来ると聞いてとても嬉しいですが、折角綺麗に職人さんに造ってもらったので、出来ればスタッズの形を崩したくないです。」
「横から見た時に、指輪に線が入るのも出来るだけ避けたい。」
そんな難易度高めのご要望をいただきます。
(サイズ直し出来ること自体が結構すごいことですが、何とかお力になりたく早速検討に入ります)
「スタッズを変な位置で切らず、ちょうど1コマ抜けばなんとかなるのでは?」
そう考えた私たちは職人に相談。
「確かにサイズを気にせず、1コマ綺麗に抜くことに集中すれば、接続部をレーザーで繋げられるし、綺麗に出来ると思う!」
職人から頼もしい回答をもらいました。
しかも、本当に偶然なのですが、お客様のご希望である3号サイズダウンは、丁度1コマ抜きと同じ程度のミリ数だったんです。
「サイズも仕上がりも妥協せずにいけそうです!」と、早速お客様にご連絡し、加工スタートとなりました。
いよいよご納品の時、眼鏡をかけ、じっくりと隅々まで指輪を見るご主人様。
「どこで直したか全くわからないですね!!」ととても喜んでいただけました。
改めてしみじみと思いました。
〇〇〇さん(TANZO.の職人です。) やっぱりすごい!!