Customer’s Voice お客様の声

ご主人様は大学受験のために九州から東京に行くことになりました。
奥様は、ご友人様から「今度、東京へ受験に行く友達がいるから、案内してあげて欲しい」と頼まれます。快く引き受けられた奥様。お二人の出会いは、必然でした。
一緒に出掛けたデパートやゲームセンターは、たくさんの思い出が詰まっています。美味しいものを食べにいったり、お酒が好きだったり、お二人の共通の好みもたくさんありました。
就職、遠距離もあって、一旦はそれぞれの道へ進んだお二人。
時が経つ中で、今から、約2年前、再びお二人は出会います。
離れていた時間も、お二人の心は繋がっていて、その深い想いを結婚指輪に託したいと願われ、ご来店されました。そんなお二人の結婚指輪物語。

たくさんの思い出の中から何かを指輪に表現したいと悩むお二人…。
私もお二人の会話に耳を傾けます。
「昔、5円玉をもらったんです…」奥様から言われたその一言が、お二人だけのオリジナルのご結婚指輪が出来上がる決め手でした。
それは、二人の出会いからすぐの頃に、ご主人様から奥様へ贈られた1枚の5円玉です。
奥様はもらった時にはありがとう…と思いながらも、5円玉…？とハテナだったそうです。せっかく頂いたので、他のお金と間違って使ってしまわないように、その五円玉の穴にリボンを通して、特別にして持っていらっしゃいました。その5円玉は、昭和40年に製造されたお金でした。
ご主人様は、奥様と「40（始終）5円（ご縁）がありますように」と願って、その5円玉を贈られたのだそうです！

一度はそれぞれの道へ行かれたお二人でしたが、再び素敵なご縁によって、ご結婚という素晴らしい運びとなりました。思い出の5円玉を指輪の内側に刻印いたします。
お二人にしか分からない、特別仕様のリボンの付いたデザインで…。

日頃の生活の中で着け心地を実感し易く、オーダーでお願いする上で実際に細かい点を伝えるのに良い準備期間として非常に参考になりました。