Customer’s Voice お客様の声

二人だけの想いを込めて…

横浜店 結婚指輪物語 2018年6月17日
二人だけの想いを込めて…のサムネイル

結婚指輪物語
二人の出会いを指輪に込めて

弓を用いて的を狙い、矢を射る。
一連の所作を通して、心身の鍛錬をする日本の伝統武道「弓道」。二人の出会いは、地元の弓道場でした。
お二人にとって弓道は、二人を繋ぐ始まりの存在であり、そしてこれからも二人を結ぶ大切な存在です。
これから一生一緒に身に着けていく結婚指輪にも、ご縁のある「弓道」にちなんだデザインにしたい…。
お二人の素敵な想いが、そこにはありました。

お二人は、弓道で使われる「弓矢」を指輪のデザインとして採用したい!と楽しそうにご相談されました。
ただ、ご主人様のご希望は、まさに弓矢のデザインがばっちり入っているもの
一方、奥様のご希望は、一見弓矢とは分からないデザインのもの…
一生に一度の記念なので、お二人ともにとても真剣に考えていらっしゃいました。手彫りで弓矢を彫ったり、レーザーで弓矢を彫刻したり、指輪を2本重ねて弓矢をイメージしたらどうか…等々。
二人で悩み、私も悩み、デザインをご提案させて頂きながら、たくさんたくさん相談いたしました。

【指輪そのものを、弓矢の「矢羽」に見立てたら素敵かも!】

ご主人様と奥様どちらも気に入るデザインのゴールでした。
指輪に弓矢の軸をイメージして、つや消し加工を施した太めのラインをぐるっと一周加工します。途切れないラインは、永遠を意味し、とても縁起が良いのです。
また、その軸の左右にヘアライン加工を施しまるで弓矢の羽のようにイメージします。奥様のご希望のダイヤモンドも、羽部分に、数石グラデーションのセッティングをいたします。

デザイン画をご覧頂いたご主人様のご反応…。あれ、あまり良くありません…。

「何か気になるところがございましたでしょうか?」

すると、「これだと、矢印に見える気がします…」とのこと。

矢印?どういうことだろう…。ご主人様が、実際に使われている弓矢を拝見しました。
それは熊鷲(くまわし)の矢羽で、茶色と白色で2:1:2の色合いのトーンで造られていました。羽部分の比率が違ったのです。ヘアライン加工で茶色い羽部分を、鏡面加工で白い羽部分をイメージし、改めて、比率も修正したデザイン画をご提案したら、ばっちりOKを頂きました。

入籍指輪には、ヘアライン加工を入れました。サイズはもちろんそのしごこちもご確認頂き、お二人から感想を伺います。使っていくうちに、傷が付いたり、つや消し加工が取れていってしまうことを確認したお二人。簡単になくなってしまうのは、少し寂しいね、とのことだったので、ヘアライン加工ではなく、深めに彫る手彫りをご提案し、羽部分を加工することにいたしました。

いよいよ完成し、ご納品の日。私もどきどきしながらケースを開けますと、矢羽がキラキラ輝き、とても素敵に!!お二人のご記念の指輪の完成です。
歴史を刻む証は、いつまでも薬指に輝き続けます。

結婚指輪のご感想
ご結婚1周年

結婚指輪を身に付けている方が自然と思うくらいに、指に馴染みました。
メンテナンスで少しの間お預けしている時が違和感を感じるくらいです。

お客様と指輪のご近況
またお会い出来ますのを楽しみにお待ちいたしております!

指輪のデザインを相談させて頂く際に、お二人の出会いをお伺いして「映画みたい…」と思ったのを今でも鮮明に覚えています。
ご縁はふとした瞬間に訪れるものですね。
お二人がTANZOにご結婚指輪をおまかせくださったのも、素敵なご縁です。
いつまでもそのご縁が続きますようにと、来年のメンテナンスもお約束してしまいました。
ご結婚記念日にメンテナンスにお越し頂けるのがとても嬉しく、また来年がとても楽しみでございます。
末永くよろしくお願いいたします。

結婚指輪のご感想
ご結婚3周年

ご結婚3周年誠におめでとうございます。
当時ご結婚指輪のご相談期間を含めますともう4年のお付き合いとなりました。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。