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職人技で見事 “ 金継ぎ ” を表現!

梅田店 結婚指輪物語 2024年8月30日
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結婚指輪物語
日本の伝統技術を指輪のデザインに

皆さんは “ 金継ぎ ” をご存じでしょうか?

金継ぎとは、欠けたり割れてしまった器を、主に漆と金粉を使って修復する日本の伝統技術のことでございます!

金繕い、金直しとも呼ばれ、金粉を蒔いて仕上げをすることで、継ぎ目がまるで新たな模様のようになり、世界にひとつしかない特別な器になります。

 

 

こちらのご夫婦はその日本独自の技術に魅了され、それをご結婚指輪でもできないか、とご相談下さいました。

 

勿論、金継ぎ本来の「一度欠けさせてその割れ目を金で継ぐ」といった方法は出来かねますが、金継ぎのようなデザインを加工することは可能でございます。

 

ご相談当日は、指輪に直接油性マーカーでご夫婦のイメージを書き込んで頂き、都度職人に製作可能かを伺いながら進めていく形になりました。

二本重ねたデザインをお造りする場合、男性の指輪を下、女性の指輪を上にすることが多いのですが、お好みのデザインの都合上、ご主人様の指輪を上にお乗せする形に。

「変かな?」と少し気にされていたご主人様でございましたが、奥様は「ええやん、私が下から支えたるわ!」となんと頼もしいお言葉!

一流の職人の技術でデザインされた、お二人だけの金継ぎ指輪が完成致しました!

割れた器のようなガタガタ感を、見事に金面加工で表現致しました。

想像を遥かに超えた出来上がりに、ご夫婦も大喜び。

 

ご相談当初は難しいとされていた金継ぎ風の加工でございましたが、ご夫婦に大変お喜び頂けて、私も感無量でございました。

 

 

小さなご結婚指輪でございますが、“お二人らしいもの” を表現することも可能でございます。

世界に一つだけのご結婚指輪でございますので、お二人の想いを込めてお造り頂けましたら、より愛着のわく素敵なお品物になるかと存じます。

 

「難しいかも・・・」と思うようなデザイン案も、是非一度ご相談くださいませ!