Customer’s Voice お客様の声
大切な3つのダイヤモンド
結婚指輪物語
これからの新しい人生と共に
買い物をするとき何件も回って比較検討してから決める方も多いかと思います。
大切なものなら尚更、検討する回数は多いものです。
今回のお客様はご入籍を近々お控えで、デートの合間に少し指輪を見てみようとの思いから、その日、色々なお店を回っていたとの事でした。
百貨店や路面店を回り、ハービスエントへもいらっしゃいました。
席につき、ソファに座ってホッとした様子のお二人。TANZO.は3店舗目で、それまではずっと立ってお話を聞いていたとの事でした。梅田の人混みの中を何件ものお店を回り、『とても疲れただろうな、きっと指輪を真剣にお探しなんだな』と思い、お二人のお力になりたいと精一杯ご案内をさせて頂きました。
表面加工や指輪の色味、太さ等のキットをご覧頂きながら、お好みをお伺いし、回られている中で気になる指輪のデザインをTANZO.でアレンジして参りました。
太さは私が着けている4㎜の指輪をご覧頂き、
「それぐらいあった方が良いな、素敵だな。」と仰って下さり、デザインを決める上でお役に立てればと、私の指輪のお話をさせて頂きました。
私の指輪には子供の名前や誕生石、出生体重等を入れており、
『私は子供のことが1番大切で、離れている時も近くに感じる様に、指輪に想いを込めている』とお伝えさせて頂きました。
お話の中で、お客様にも三人のお子様がいらっしゃる事もお話して下さいました。
私が「今日は子供の運動会の日で、朝から息子と主人のお弁当を作ってオープニングだけなんですけど見てきました!」とお伝えすると、「お母さん頑張ってるんですね!」と優しく微笑んで下さり、もう、店員とお客様という関係だけではなく、大切な家族の様に感じ、お二人にお会い出来て本当に良かった!と心から思いました。
私を含め3人のスタッフでご案内させて頂いたのですが、「どのスタッフさんも優しくて、人柄が良いですね!」とお褒めのお言葉を頂き、「妥協しなくて良かった!」とも仰って下さいました。
ご入籍まで、短納期でしたが、どうしてもご入籍日に指輪をお着け頂きたい!と思い、ご入籍の日に何とか指輪を間に合わせることが出来ました。
お客様にお電話すると、大変喜んで下さり、その日の夜にお受け取りにいらっしゃいました。
お二人のお姿を見た瞬間、いらっしゃいませの言葉よりも先に「本日はおめでとうございます!!」とお出迎えの際に言葉が出てしまいました。
指輪をご覧頂いたお二人は、大変喜んで下さり、指輪を着けたお二人の表情が何よりものご褒美でした。
私には指輪をご注文頂いたその日からずっと気になっていた事があり、ご納品時に聞きたいと思っている事がありました。
「一つお伺いしたいのですが、奥様の指輪の3つのダイヤモンドはもしかしたら三人のお子様を意味しているのかなと思いまして…3つのダイヤモンドが離れすぎない方が良いとお伝え頂いていたので……」とお客様にお伝えさせて頂くと、
ご主人様が「そうだよね、そういう意味で入れたんだよね」と奥様に向かって仰られました。
奥様も、少し恥ずかしそうに、でも、嬉しそうに頷いて下さいました。
大切な大切な3つのダイヤモンド。
私が子供を思う気持ちと重なって感無量でした!!
皆様で食べて下さいとお菓子も下さり、お見送りの際も何度も何度もこちらを振り返って会釈をして下さったお姿。『あぁ〜、喜んで下さって良かった〜。』と全身に染み渡る思いでした。