Customer’s Voice お客様の声
白鳥をイメージしたご婚約指輪
婚約指輪物語
指輪の側面にもこだわりを・・・
初めてのご来店時は、女性お一人でご来店くださいました。
スーツに大きめのバッグをお持ちで、お話をさせて頂くと、お仕事帰りとのこと。
奥様もご主人様もお仕事がとてもお忙しくて、中々予定が合わないので、まずは女性お一人で指輪をご検討されているとのことでした。
貴重なお時間の合間を縫ってお越し頂けて、とても有難い限りでございます。
奥様は学生時代にアルバイトでお金を貯めて18金の素敵なピアスをご自分でご褒美にご購入されていらっしゃったりと、ダイヤモンド、その他の宝石やジュエリー全般について、すでにとてもお詳しい方でした。
ご婚約指輪の主役のダイヤモンドをご相談させて頂く中で奥様に気に入って頂けたのは、天然の“TYPEⅡa”ダイヤモンドでした。
「本当に綺麗。違いが分かります」
と、おっしゃって頂けて、とても嬉しかったのを今でも覚えています。
世の中に存在する天然のダイヤモンドの99%は、炭素の他に窒素も含まれています。
ダイヤモンドの分類でタイプ1型と呼び、皆様が目にする天然ダイヤモンドはタイプ1型になります。
ただ、稀に奇跡的に、窒素等の他の物質を一切含まない、純粋な炭素だけで結晶化されたダイヤモンドが1%の割合で存在します。そのダイヤモンドを、タイプ2a型と呼びます。
タイプ1型と2a型とを是非比べて見て頂きたいです!その違いは必ずお分かりいただけます…!(希少な為、数はかなり少ないですが、ご来店の際は是非お声掛けください!)
タイプ2aのダイヤモンドは純粋な炭素だけの結晶ですので、言葉に表せないほど、澄んだ煌めきがとても美しいのです。
大粒の天然タイプ2a型のダイヤモンドをお選び頂き、いよいよデザインのご検討です。
主役のダイヤモンドを引き立たせるために、脇石はラウンドではなく、マーキースカットのメレダイヤモンドに決定しました。イメージは羽ばたく白鳥です。
白鳥が今にも飛び立つかのような、美しさと、自然の荘厳さを、ダイヤモンドにも重ねて表しています。
こだわったポイントは他にもあり、側面に2羽の白鳥がキスをしている瞬間をデザインしました。お顔の表情とくちばしにもこだわって途中段階のデザインチェックを確認頂き、微調整させて頂きながら完成へと進んでいきました。
完成時はご主人様もご来店頂けました。箱をあけさせて頂くと、「わ~!凄い!」と大変お喜び頂けて、嬉しかったです。
「主役のタイプ2aのダイヤモンドが透明すぎて、一瞬ダイヤが入っていないのではないかと思うほどです」とおっしゃって頂けました。
お二人の大切なご婚約指輪を、今後共末永くアフターメンテナンスさせて頂きます!
ありがとうございました。