Customer’s Voice お客様の声

煌めきの三重奏・・・の、その後!

新宿店 結婚指輪物語 2024年12月5日
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結婚指輪物語
更にパワーアップした煌めきのご結婚指輪

以前ご紹介させていただいた指輪物語の、その後のお話です。

以前の物語▶煌めきの三重奏

 

大作をあんな短時間で練り上げたからか、ものすごく印象に残っているお客様。

(普段、細かなところまでヒヤリングするので通常2~3時間かけてじっくり相談するものの、このお客様は次のご予定の関係で約1時間の時間制限でした^^;)

今でも記憶の中でデザインの細部まで鮮明に思い出せるくらいです。

 

前回の物語の最後に、ご結婚指輪のご相談でご来店された旨を書きました。

実は・・・その日中には決まらなかったのです。

また改めてご相談されることになりましたが、しばらく音沙汰がなく・・・。

「もしかして他のところで決まってしまったかな・・・?」と思った矢先、想いが通じたのかお客様からご連絡が!

 

どうやら結婚式の会場決めや、その他のご準備でお忙しかったらしくなかなかご来店できなかったとのこと。

ご結婚が決まると、本当にたくさんのことを決めたり、選択しなくてはならないため、まずはそちらを優先していたようです。

理由をお聞きでき、心の底からホッとしました。

 

「絶対にお手伝いしたい。」

「おふたりの笑顔が見たい。」

「幸せの連鎖を続けたい。」

 

様々な想いが頭の中を巡り、改めてこんなに素敵なご縁が繋がったことを感謝するばかり・・・。

より一層プランナーとして気合いが入ります!

 

いよいよ本格的にデザイン決めスタートです!

 

お互いの共通点として【ミル打ち】を施していくことに決定!

【ミル打ち】とは【ミルグレイン】、すなわち【千の粒】といい、小さな丸い球を連続して打刻していくデザインで、〈繁栄〉〈永遠〉〈長寿〉などの意味があります。

縁起の良い意味合いからも、結婚指輪や婚約指輪として人気の高いデザインです。

 

今回あえておふたりは職人の手打ちミルを選択しました。

ストレートの指輪は粒の大きさを均等に入れることができる、機械ミルで入れることもできます。

その中で職人を選んだ理由は、繊細な手打ちミルの職人技に惚れ込んでくださったからです。

手作業ならではのあたたかみを感じ、更に自由度が高いのでこだわり派の方にもおすすめです^^

 

男性は槌目にマットを追加して落ち着いた雰囲気に、女性は滑らかなつやつやのプラチナを気に入ってくださったので磨き上げた鏡面仕上げ。

ミルを揃えることによって形状も加工も違うのにペア感をだすことができます。

 

女性は先にお渡しした婚約指輪との重ね付けとのバランスも考慮し太さなど決定しました。

婚約指輪には槌目が入っていて男性デザインとリンクします。

3本の指輪がそれぞれリンクする箇所もあり、オリジナルセットリングとして唯一無二の指輪たちが完成いたしました。

とっても素敵なお仕上がりでしたので、早く納品したい気持ちで毎日ワクワクでした^^

遂にそのとき。

ケースを開けた瞬間のおふたりの笑顔が今でも忘れられないくらい、とっても喜んでいただけました。

 

この、ケースを開ける瞬間がとても好きで。

例え今まで大変だったことや苦労したことがあったとしても、お客様の笑顔を見るとすべてが吹き飛ぶくらいあたたかな嬉しい気持ちで満たされ、プランナーでよかったと心の底から思える瞬間です。

 

私の宝物の思い出がまたひとつ増えたひとときでした。