Customer’s Voice お客様の声
対(つい)の結婚指輪
結婚指輪物語
ダイヤモンドを携えて
皆様は、ご結婚指輪にダイヤモンドを入れる男性の方が増えていることをご存じでしょうか?
・パートナーとお揃いのデザインにしたい
・高級感をプラスしたい
・他人とは被らないデザインにしたい など…理由は様々です。
古代ローマでは、戦に向かう男性はお守りとしてダイヤモンドを身に着けていたとも言われています。
当時は、ダイヤモンドの美しさよりも、その硬さから、「勝利」や「不屈」の意味を込めて戦場に出向いていたそうです。
今回ご紹介するお客様は、男女ともにダイヤモンドを取り入れたデザインで指輪をお造りいたしました。
一番大切にしていたポイントは「お揃いのデザインで指輪を造りたい」というお二人の想いでした。
女性はダイヤモンドを入れ、同じ場所に男性はマットを入れる…それも素敵だけど、もっと特別感があり、お互いの好きなものを両方に取り入れたお揃いの指輪が欲しい、という素敵な想いを抱いてご来店くださいました。
沢山のサンプルをご覧いただきながら、お二人とも気に入っていただいたデザインは、コレクションシリーズにある【雲の通い路】。
『あなたと時を止めたいくらいずっと一緒にいたい。この時間がずっと続いてほしいのです。』という想いを込めて造られたデザインです。
このデザインを基に、よりお二人らしい指輪になるよう様々なご提案をさせていただきました。
その中でも特に気に入ってくださったのは、ダイヤモンドを片側だけ「対(つい)」になるようお留めし、もう片側にはマット加工をお入れする事でした。
男性リングは、中指側にダイヤモンドをお留めすることで、ご自身から見ると輝きが美しく、他の人から良く見える小指側にはマット加工で落ち着きのある雰囲気に。
女性リングは、他の方からも華やかに見える様、小指側にダイヤモンドをお留めし、ご自身からよく見える中指側には、パートナーのことを思い出せるマット加工を入れること。
二つを向かい合わせると、同じ場所にダイヤモンドとマットが入った「対(つい)」のデザインとなります。
そして最後に、ダイヤモンドの留め終わりは、指輪の流れに沿って斜めに切り込みをお入れしました。
男性リングは、これから全てが右上がりに歩んでいけるように。
女性リングは、自身の輝きも美しく、寄り添い、お二人が常に繋がっているようなデザインに仕上がりました。
ご納品の際、お二人ともに満面の笑みでとても喜んでくださり、
その中でも「綺麗だしカッコイイ。仕事も頑張れそう!」と仰ってくださった男性の言葉がとても印象的でした。
古代ローマの時代から現代に至るまで、ダイヤモンドのもつ力強さは不変です。
お互いを大切にし続ける、家族を守る、というような固い誓いの象徴として、仕事運アップのお守りとして、ダイヤモンド入りの結婚指輪を選んでみてはいかがでしょうか。