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辿り着いたデザインは

神戸旧居留地店 結婚指輪物語 2024年8月5日
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結婚指輪物語
好みの違うお二人が造るペアリング

「二人とも好みが違い過ぎて、どうしたら良いかわからなくて」

そんなご不安な思いを抱えてご来店をされたお二人。

 

新郎様は、「面白くて、変わったデザインが良い」

新婦様は、「可愛すぎる感じでなく、日常使いで引っ掛かりを感じないのが良い」

そして、お二人の共通のお好みとして「和の雰囲気も好き」というものでした。

 

お話しを聞いていくと、決してお好みが真逆な訳ではなく、大切にされているポイントが少しだけ異なるようでした。

 

気に入るデザインが見つかり、造り出せるのがこのTANZOです。

 

まずは沢山のサンプルをご覧いただきながら、それぞれのお好みの雰囲気を見つけ出すところからスタート。

最初に気に入ったデザインは、それぞれ加工方法も異なる指輪でした。

その後にお話しを進めていくと、お二人ともゴールド色の指輪にもご興味があるとのこと。

 

そこでご提案したデザインが、和歌コレクションの【思ふ仲をば】のリング。

「今まで違う人生を歩まれ、それぞれの色を持って歩まれてきたお二人が、ご夫婦になることで結びつき、これから一緒に歩んで行きましょう。」という想いを込めて造られたデザインの指輪です。

 

その想いもお伝えすると、「良い!私たちらしいね。」と、とても気に入ってくださいました。

 

ここからは、よりお二人らしいコンビデザインでのアレンジを加えていくことに。

全体の形状を少し丸みのある物にして、上下には「永遠」の意味を持つミルグレインを。

 

新郎様は、「格好良いグリーンゴールドのお色を絶対取り入れたい!ただ、色が強いから表だと目立ち過ぎちゃうかも・・・」とのことで、内側をグリーンゴールド、外側にプラチナを配置することでご決定。

プラチナ面には、和の雰囲気を出すためにスクラッチ加工(和紙加工)を加えました。

新婦様は、表面にスクラッチ加工ではなく、もう少しシンプルなマット加工がご希望とのこと。

表面をプラチナにしてマット加工を入れると、王道のご結婚指輪のデザインに近づいてくるので、少しアレンジを加えることに。

新郎様とは対照的にゴールド面を表に配置。気に入って頂いたのは「ピンクゴールド」。

そこに縦のヘアラインをいれることで、少し丸みのあるフォルムで優しい雰囲気を出すことにご決定。

そして、いよいよ完成したご結婚指輪のご納品でございます。

「楽しみにしてました!」とワクワクとした面持ちでご来店をしてくださったお二人。

 

いざ、ケースを開けてお見せすると「おぉー!格好良い!」とご新郎様、「素敵!おしゃれ!」とご新婦様がほぼ同時に仰り、とても喜んでくださいました。

 

お二人の好みが違っても、理想のご結婚指輪にきっと巡り会えます!

そのお手伝いを時間をかけてゆっくりとご案内させていただきますので、ご安心ください。