Column コラム
オーダーメイド婚約指輪のデザインでミル打ちを選ぶポイント
・他の人とは違うデザインを求めるなら
結婚指輪は結婚する2人にとって大切なアイテムです。だからこそ、特別なものをオーダーメイドで作りたいと思っているのならミル打ちというデザインを取り入れてみるのも良いでしょう。ミル打ちを取り入れることで、他のデザインにはない雰囲気を出すこともできるので、二人にとってより特別な結婚指輪をオーダーメイドでつくることができるでしょう。
・ミル打ちの特徴
ミル打ちでは、タガネと呼ばれる金工用のノミを使用して指輪の表面に地金の粒を連続して彫ることによってラインを指輪につくります。他の指輪とは異なる繊細なラインが指輪の模様のようになって描かれるため、オーダーメイドで取り入れることでよりオリジナリティのあるデザインに仕上げることが可能です。特にジュエリーにこだわりのある女性にとっては、ミル打ちのその繊細なデザインを魅力的に感じる人が多いでしょう。
・派手過ぎず男性にも嬉しい!
ストーンが多くついた華やかな結婚指輪は、女性は喜ぶ人が多いですが男性はどうでしょうか。多くダイヤがついた結婚指輪をしているのは女性が多いというイメージがあります。ですが、オーダーメイドのミル打ちを取り入れたデザインであれば、派手過ぎてしまうこともなくシンプルながら洗練された雰囲気を出すこともできるので、男性も日常使いをしやすいという魅力的なポイントがあります。
・傷がついても目立たない!
結婚指輪は、日常生活の中でも着け続けている人が多いです。しかし指輪を着け続けていると、どうしても日常生活の中で傷などが指輪についてしまいがちです。しかし、オーダーメイドでミル打ちをすることによって、シンプルな指輪と比べると傷が目立ちにくいという特徴もあります。ずっと使い続ける結婚指輪だからこそ、傷が目立ちにくく傷がついたとしてもアンティーク感を醸し出すことができるミル打ちの指輪はずっと安定して使用し続けることができる結婚指輪です。
・自分で手入れもできる
オーダーメイドでミル打ちを施した結婚指輪を購入した場合、長く使用し続けて居ると、メンテナンスが必要になります。ミル打ちの粒と粒の間に汚れが溜まってしまいます。そうなった時には指輪を傷ませないために、汚れを定期的に落としましょう。柔らかい歯ブラシに食器用中性洗剤を軽くつけて優しく磨いて洗い流すと簡単に指輪についた汚れを落とすことができます。仕上げにタオルで水を拭き取れば清潔な状態を保てます。月に一二度程度自分でこのメンテナンスをしておけば指輪を綺麗な状態で使い続けることができるでしょう。
・サイズ直しができないケースも
裏側まで丸々一周ミル打ちをされているオーダーメイドの結婚指輪の場合、指のサイズが変わっても指輪のサイズ直しをすることができません。そのため自分の指にはめられるようにするとなると、サイズ直しではなく新しい指輪を購入しなければいけなくなってしまうので、多くの費用もかかります。ミル打ちのデザインをチョイスする場合には、サイズの直しはできないことを理解した上で選ばなければいざ指のサイズが変わった時に困ってしまいます。但し、オーダーメイドの店舗の中には、ミル打ちのデザインでもサイズ直しが可能な所もあるようです。事前に確かめてからオーダーするようにしましょう。
まとめ:
ミル打ちは、他のデザインとは異なる繊細さを持った特徴的なデザインです。派手でもなく、かといって控えめ過ぎないほど良いデザインなので、シンプルだけどちょっとしたワンポイントが欲しい人にとってもぴったりです。指輪と言えばダイヤというイメージが強いですが、ミル打ちという個性の出し方も覚えておきダイヤと組み合わせたりすることでより自分たちだけのオリジナルの素敵なオーダーメイドの結婚指輪を手に入れることができます。