Column コラム
オーダーメイド結婚指輪の素材ごとの相場(シルバー)
・シルバーの結婚指輪の相場と特徴
結婚指輪で人気の素材と言えば、ゴールドやプラチナが定番となっていますが、実はシルバーもあります。一般的には、結婚指輪としてよりも、若いカップルが身につけるペアリングとして人気があります。オーダーメイドするときに選べることもある素材なのですが、やはり価格が安いというのが最大の魅力でしょう。相場を調べる場合には、高級な素材と比較してみると、より安さが引き立ちます。
・シルバーの相場はどれぐらいなのか
結婚指輪の存在の中でも、トップクラスの価格だと言われているのがプラチナとゴールドになります。それに比べてシルバーは相場がかなり安くなっているので、オーダーメイドする場合に価格を抑えたいという人には最適でしょう。しかし、いくら安いと言われても、どれぐらい安くなるのかを知らないと、本当にお得なのかを知ることができません。そこで高級素材であるプラチナと比較をしてみましょう。
プラチナでオーダーメイドの結婚指輪を作成した場合、相場はペアで25万円ぐらいになるのが一般的です。それに対してシルバーの場合には、ペアで大体4万円から10万円位で作成することができるのです。もちろんシンプルなデザインにした場合の価格なので、装飾などを施せば、もう少し高くなります。それでもプラチナの10分の1程度なので、相当価格を抑えることができるでしょう。これが大きな魅力だと言えます。
・なぜ価格が安いのか
なぜシルバーの相場が安いのかというと、その理由は価値がそれほどないからです。銀というとかなり高価というイメージを持っている人もいるでしょうが、実は1グラム当たり60円から70円ぐらいの価値しかありません。プラチナやゴールドの場合には、1グラム当たり3000円台から5000円台ぐらいの価格になっているので、それと比べるとかなりの差があることがわかるでしょう。
もちろん価格はそのときによって変化するので、必ずしもこの価格というわけではありませんが、急激に何十倍も何百倍も価値が上昇するということはまずありません。よって結婚指輪を安くオーダーメイドしたい場合には、決してはずすことができない素材だと言っても過言ではないでしょう。もちろんメリットもあればデメリットもあるので、必ず注文前に確かめておかないといけません。
・メリットとデメリットを把握しておく
どのような素材でも同じことが言えるのですが、必ずオーダーメイドする場合には、メリットとデメリットを把握しておく必要があります。シルバーの結婚指輪の場合には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。やはり先ほどからも触れているように、相場が安いことが最大のメリットでしょう。かなり価格を抑えられるので、その分貯金や結婚式などにお金を掛けることができます。さらにいろいろなデザインを楽しめるという点もあります。
シルバーの最大のデメリットは変色でしょう。プラチナやゴールドと違い、使っている中で、黒ずんでいく事は避けられないでしょう。その為黒ずみを取るために、専用のクロスで頻繁に磨かなくてはなりません。黒ずみを抑える為にメッキを施すシルバーリングもありますが、常に身につける結婚指輪ではすぐにメッキは剥がれ落ち、黒ずみが起きてしまいます。