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プロポーズと婚約の違いとは

プロポーズ

プロポーズしてイエスの返事をもらったら、婚約期間に突入するとされていますが、それは、本当でしょうか。婚約とは、どういう意味をもつのでしょう。また、プロポーズと婚約では、どのような違いがあるのでしょうか。分かりやすく解説したいと思います。

 

婚約とは

簡単にいえば、「結婚を前提にお付き合いしてください」「はい。分かりました」で、婚約は成立します。この口約束を二人だけのものにせず、両親、兄弟、姉妹、友だち、知り合いなど、周囲の方々にお付き合いしていることを公にすることで、婚約が認められたものとなります。これで、結婚へ向けての二人の準備期間となり、近い将来、結婚の運びとなります。

 

婚約期間中に行うこと

婚約が決まると、両者の両親は大忙しです。まず、流れを簡単に説明しますと、両者の両親の顔合わせを行います。両家の父、母、兄弟、姉妹が出席し、会食をするのが一般的です。続いて、友人への紹介、結婚指輪の準備、結納の準備、結婚式場の予約などを行います。これら、結婚へ向けての準備を行う期間を婚約期間とする地域もあるとのことです。

 

プロポーズとは

プロポーズとは、結婚したい相手が見つかり、結婚したい思いに駆られた時に行うものになります。プロポーズの翌日に婚姻届を提出しても、何ら問題はありません。また、両者のタイミングが合うまで、婚姻届の提出を遅らせても問題はありません。いわば、自由なのです。結婚してもしなくても、二人だけの口約束ですので、咎められることもありません。

 

プロポーズしたら、即婚約?

プロポーズを受けた日から、結婚式を挙げる、籍を入れるまでが婚約期間となりますが、プロポーズしたから、即婚約とは限りません。それは、第一に、両家の両親から反対を受けた場合です。第二に、二人には籍を入れると決めた日があり、その日まではかなりの日数がある場合です。

 

まず、両家の両親から同意を受けられなかった場合のことについてですが、悲しいですが、すべての両親が賛成してくれるとは限りません。一人っ子同士、長男と長女の結婚、嫁ぎ先が遠方の場合など、さまざまな理由で、結婚を反対される場合があります。

 

次に、両者が責任ある仕事をもっており、海外での勤務が長引く、研究・開発に携わることから、それが一段落するまではと決めているなどの場合です。このようなときは、プロポーズイコール婚約とはならず、単なるお付き合い期間とみなされるようです。

 

婚約を破棄!?

付き合う期間が長くなったからか、周囲の人々にプロポーズされたことを発表し、結婚に向けての準備を始めていても、浮気や両家の意見の違いなどから婚約を破棄しなければならないことがしばしばあります。そんな時は、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。

もっとも多いトラブルが、浮気です。まだ結婚していないのだからと安易に考え、ほかの女性と遊んでしまった場合など、婚約不履行で訴えられるケースもありますので、注意が必要です。

 

続いてのトラブルが、性格の不一致なる言葉で表される価値観の違いです。例えば、ギャンブルです。付き合っているころは表面しか見ていないことが多く、結婚を意識しだして初めて給料、給料の使い道、生活費などのことについて話しあったというカップルも少なくありません。この場合、婚約破棄されても、文句は言えません。

 

しっかりと理解した上でプロポーズを!

いかがでしたか。婚約とプロポーズの違いについて、説明しました。結婚は役所に婚姻届を提出することで成立しますが、婚約は「結婚してください」「はい」の口約束となり、形に残るものは一般的にはありません。口約束だからこそ、言った責任、聞かせた責任が必要になるわけです。あの時こう言った、言わなかったと揉めないためにも、プロポーズと婚約の違いを十分に理解した上で、彼女へのプロポーズを行いましょう。