Column コラム

結婚後の婚約指輪の使い道とは

指輪

結婚を前提にしたお付き合いをしている男性から贈られる婚約指輪ですが、結婚後はどのように管理すればいいのか、分からない方も少なくありません。

婚約期間中であれば、毎日着けておきたいものですが、結婚すると日々の日常が始まることから、傷や汚れが気になり、そうそう身に着けられるものでもありません。結婚後、どのような使い道があるのか調べてみました。

 

タンスの肥やしになっている

婚約指輪は一般的には給料の何か月分とも言われており、非常に高価な指輪です。毎日、指に何十万円もするものを着けていては、洗濯、炊事、洗いものなどを気楽な気持ちで行えず、返って、ストレスを溜め、疲労することにもなりかねません。

 

そんな気持ちからか、大事にタンスや宝石箱の中にしまっている女性も多く、結婚以来、一度も出したこともない方もしばしば。ちなみに、ある結婚相談所が行ったアンケートデータでは、結婚後、婚約指輪を日常的に使用している女性は少なく、全体の約半数の方がタンスの肥やしとなっているとのことです。

 

お出かけの時だけ

お友達の結婚式や子どもの入学、卒業式といったセレモニーの時だけ身に着けるという方も少なくありません。こういったフォーマルな場面などでは、婚約指輪が派手になり過ぎず、指輪だけが悪目立ちすることもありませんので、気軽に身に着けることができます。

 

いつまでもピカピカにしておきたい

いつまでもピカピカの状態を保ちたい。指に着けていると、何かのきっかけで傷をつくり、汚れをつくるかもしれません。そのことが心配でずっと部屋に飾り、観賞用の指輪として保管してある方もいらっしゃいます。

 

出す時は、自分のテンションを上げたい、幸せな気持ちにひたりたいなど、仕事や人間関係で悩み、落ち込んだ時に出して、幸せ気分を満喫するとか。婚約指輪は特別なものだから特別な日しか使わないと決めている女性も少ないとのことです。

 

ラブラブをアピール

旦那さまの実家や友だちの家には出かける時に着けていくという女性もいます。その理由は、旦那さまのご両親に夫婦仲のことを心配させないためでもあるようです。お友だちの家へ遊びに行く時も同様。婚約指輪と結婚指輪のダブル使いになりますが、それを見るだけでご両親は安心し、夫婦円満だと感じるのだそうです。子どもから親への愛情のひとつですね。

 

お友だちとのランチに

お友だちとランチ、ディナーに行く時に身に着ける女性も少なくありません。お友だちへの夫婦円満アピールでもありますが、結婚して幸せだということをアピールしたい女性もいるかもしれません。ただ、仕事場でのランチの約束には着けていきません。仕事場では婚約指輪などNGの企業も多く、相手先の企業の方、仕事場での同僚たちの目にどういった風に映るのか心配なこともあるためです。

 

旦那とのデート時に

高いお金を出して買ってもらった婚約指輪。その贈り主である旦那さまとのデートの日には思いきりおめかしして、指に婚約指輪を着けて出かけましょう。旦那さまもきっと喜ばれます。プレゼントは使ってもらって、始めて満足できるものです。目の前で身に着け、ニコニコと笑っている顔を見る幸せなこと。これが、夫婦円満のコツかもしれません。

 

ここぞの時に

婚約指輪とは、伝統的には結婚前まで身に着けるものとされていました。しかし、現在は、結婚後、友人知人の結婚式や記念イベントなどのお出かけの際に使っても何ら問題はありません。旦那さまとなる男性が一生懸命働いて買ってくれた高価な指輪です。毎日着けるには高価すぎますが、ここぞの時には思いきりおしゃれして、婚約指輪を身に着けて出かけましょう。贈り主である旦那さまもきっと喜ばれるのではないでしょうか。