Column コラム
もらってがっかりした婚約指輪とは
せっかくの婚約指輪。もらってがっかりした経験をもつ女性も少なくありません。がっかりするには、それなりの理由があるものですが、どんなことで女性はがっかりするのでしょうか。男性側の意見、女性側の気持ちもあるかと思いますので、それぞれの体験談をまじえ、がっかりした婚約指輪の種類、その理由を解析したいと思います。
ちょっと安易で安すぎる・・
Aさんの体験談を紹介します。
「彼はお金に細かいタイプで、どちらかといえば、節約家でした。でも、大風呂敷で物事を考えない堅実な性格と思い、結婚を決めたんですが…。初めての大げんかは婚約指輪でした。彼はアウトレットショップに行って、2万円の指輪を買おうとしたんですね。婚約指輪は女性にとっては一生にたった1つだけのもの。なのに、アウトレットショップに行って2万円の指輪をまだ値切ろうとする姿は嫌気にさし、結婚をやめました。これほど、がっかりしたことはありません。」
デザインが気に入らない
楽しみに待っていた婚約指輪のデザインが気に入らず、結婚を諦めたBさんの場合です。
「小さいころから憧れだったブランドの婚約指輪が欲しくて、彼には結婚する時は絶対にこのブランドでと何度も伝え、カタログまで見せていたんですが…。もらったのは、別のブランドでした。なぜ、このブランドを選んだのかと問い詰めましたら、会社の先輩の奥さまがジュエリーショップに勤務していて、その関係からとのこと。私の気持ちより、会社を優先する彼にがっかりし、結婚はなかったものにしてもらいました。」
男性は仕事をもっていることから、さまざまなお付き合いがありますので、ある程度は仕方のないことかもしれません。しかし、この場合、一生に一度の婚約指輪ですから、優先すべきは彼女の気持ちだったのかもしれません。
指に入らない
婚約指輪を贈る際、彼女の指のサイズが分からず、大体のサイズで購入する男性も少なくありません。女性にサイズを聞けば良いだけのことですが、サプライズプレゼントを企画する男性にとって、サイズはそう簡単に聞けるものではありません。
ですが、女性からすれば、指に入らないイコール太いという解釈になるため、注意が必要です。入らない、太いという2つのマイナスのみが心が残り、イヤな思い出になる場合がありますので、気をつけましょう。
似合わない
誰もが、テレビCMで見るようなスラッと伸びた指をもっているわけではありません。太くて短い指がコンプレックスで、人前に指を出すのをためらう女性も少なくありません。一般的な婚約指輪はダイヤモンドが中央に配置されており、どんなタイプの指にも似合うデザインとなっていますが、指の長さ、太さに合わせたデザインを選ぶことで、指、手を更にキレイに見せてくれます。
Cさんの体験談を紹介します。「彼からもらった婚約指輪が嬉しくて、家に帰って、お風呂上がりの綺麗な手に入れたのですが、がっかり。姉から似合ってないよと言われ、落ち込みました。私の指は太くて短いので、細いリングに大きめの一粒ダイヤは余計に指を短く見せてしまい、ダイヤだけが目立っているような。姉から、V字かウェーブ型のデザインと変えてもらったらと言われ、彼に相談しました。ショップに行って、リングのデザインを変えてもらったら、納得いく指輪になりました。最初から二人で見に行けば、良かったと思いました。
人によって理由はさまざま
指の細い方、太い方、節が太い、手が大きい等、手、指は千差万別です。指の形に合ったデザインを選ぶことが大切です。一生懸命働いて、頑張って選んだ婚約指輪を見てがっかりされるのは、贈る側としてはイヤな気持ちになるものです。こういった失敗を起こさないために、心配な方は二人でジュエリーショップに行って決めることも考えましょう。ですが、やはりサプライズでのプレゼントは一生に一度の機会には大切です。先ずは、お店に相談するのもいいでしょう。