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リングピローとは何か

結婚準備

結婚指輪の下に敷くクッション

結婚式の指輪交換の際に用いられるリングピローについてご存知でしょうか?
名前は知らなくても、結婚指輪の下に敷かれていたクッションのようなものと聞けば、思い出す方もいらっしゃるようです。
リングピローは、リングボーイやリングガールに結婚指輪を運ばせて演出する場合などに用いられます。
今回は、さまざまなリングピローの種類や使い方についてご紹介します。

指輪の枕

リングピローを直訳すると、「指輪の枕」という意味になります。
「リングクッション」とも呼ばれるようです。リングピローには指輪が転がらないようにリボンが付いており、リボンに指輪を通してクッションの上に安定させます。
リボンには、愛の誓いの意味がこめられているということです。
昔はキリスト教の結婚式で使われていましたが、現代では和風のデザインのものが販売されています。和装で結婚式を挙げる場合は、着物の柄に合ったリングピローを購入すると違和感なく使えそうです。

リングピローの種類

一般的なのはクッションタイプのリングピローですが、ボックスタイプのものもあります。ボックスタイプなら、結婚式で使った後に結婚指輪の保管箱になります。
リングピローに新郎新婦の名前を入れてもらうことも可能です。新郎新婦のイラスト入りのものや可愛いぬいぐるみが付いているものなど、いろんな種類のリングピローがありますから、ウエディングドレスの雰囲気に合ったものを購入してください。

リングピローの使い方

リングピローの上には、新郎新婦の結婚指輪がのっています。
最初に新郎は、リングピローの上の結婚指輪を受け取ったら、それを花嫁の指にはめます。結婚式の指輪交換の儀式は、緊張していると難しいかもしれません。
新郎がリングピローから指輪をはずすのを待って、花嫁は手を差し出すとよいでしょう。
新郎がリングピローから指輪をはずしている間に花嫁は、ウエディングブーケやグローブなどをはずして、新郎が指輪をはめやすいように待っていてください。
新郎が指輪をはめ終えたら、今度は花嫁がリングピローの上から新郎用の指輪を取り出して新郎の指にはめることになります。

リングボーイとリングガール

欧米では、「リングボーイ」と呼ばれる男の子が新郎の後に立って、リングピローの上に結婚指輪をのせてバージンロードの上を歩きます。
リングガールは、その女の子バージョンです。
リングボーイまたはリングガールは、バージンロードを渡り終えたら新郎に指輪を渡します。
日本では誰に頼むか決まっておらず、結婚式場に小さな子供がいれば、その子に依頼することもあるようです。依頼するのがたまたま男の子だったり、女の子だったりすることがあるでしょう。

挙式後の使い道

結婚式で使ったリングピローは、ボックスタイプのものであれば結婚指輪の保管に使うことができます。
いろんな形のリングピローがありますから、インテリアになりそうなものならアクセサリーを置いたりして飾っておけます。
大きめのリングピローの場合は、生まれてきた赤ちゃんの枕として使われることもあるようです。赤ちゃんの頭って思った以上に小さいですから、大きめのサイズのものなら使えるのではないでしょうか。

リングピロー選びでより納得の式へ

リングピローの上に結婚指輪をのせて、リングボーイやリングガールに運んでもらう演出が一般的なものになりつつあります。
リングピローの色や形、大きさなどに決まりはありませんし、キリスト教の結婚式だけでなく、和装の結婚式にも用いることができます。
いろんなリングピローが販売されていますから、結婚式のロマンティックな演出のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか?