Column コラム

男女ペアで購入したファッションリング

それまで使っていたファッションリングを、マリッジリングの代わりにできるものなのでしょうか？普段つけているアクセサリーに対してそれほど思い入れのない方の場合は、購入する費用を節約する意味でも、そのまま使いたいとお考えの場合があるかもしれません。結婚指輪は、新郎新婦用としてペアで売られています。お気に入りの指輪を男女ペアで結婚指輪にしたいと考える方のために、ファッションリングとマリッジリングの違いについてご説明します。

ファッションリングとマリッジリングの違いは？

ファッションリング（ペアリング）とは、アクセサリーショップで販売されているような普段使いで身につけることのできるリングを指します｡ファッションリングの素材によって、安価なものもあれば高価なものもあります。デザインが幅広いのが特徴です。

結婚指輪は、結婚する際に新郎新婦が交換するものなので、ジュエリーショップで購入するのが一般的です。結婚後に毎日指にはめているものですから、どんなシーンでも合うようにシンプルで流行に左右されないデザインを選ぶ方が多いようです。結婚指輪は別々に購入することもできますが、基本的に男女ペアで販売されています。新郎と新婦でデザインが共通しています。

結婚指輪としてファッションリングを選ぶのはあり？

ファッションリングを結婚指輪として利用するのは構いません。ただ、結婚指輪は毎日身につける必要があるため、素材が弱いものだと傷がついたり、変形したりすることがあるようです。結婚指輪の素材ですが、一般的にプラチナやゴールドです。最近ではアレルギー対策用に違う素材もあります。

ゴールドの場合は、ホワイトゴールドやピンクゴールド、イエローゴールドなどの見た目で違いがわかります。素材によって値段に差があります。また、金属アレルギーのある方は、アレルギーの出ない素材を選ぶ必要があるでしょう。

ファッションリングの素材もいろいろありますが、安価なものを購入すると使っているうちにメッキがはげてきたり、形が変わってきたりすることがあるようです。結婚指輪はペアで販売されていますが、とくに男性用はしっかり作られていないと、長期間持たない可能性があります。

マリッジリングのデザイン

マリッジリングにはいろいろなデザインがあり、自由に形を選ぶことができます。スタンダードなものから、波型の「ウェーブ」、V字型やU字型のものがあります。男女ペアで購入すると、女性用に比べて男性の結婚指輪のほうが幅広のものが多くあります。結婚指輪に宝石を埋め込むことも可能です。ペアで既製品を購入すると、あらかじめデザインが決まっていますが、フルオーダーであればお二人の好きなデザインで作ることが出来ます。結婚指輪は男女ペアで購入しますが、男性用と女性用でデザインを変えることも可能です。ペアだからといって、まったく同じデザインで作らなければならないとは限りません。違うデザインのものを購入しても大丈夫です。

アフターサービスをチェック！

結婚指輪を毎日していると傷がつきますし、つけている間に指のサイズも変わってきます。いつまでもキレイに身につけるためには、メンテナンスが必要になるでしょう。アクセサリーショップでファッションリングを購入した場合と、ジュエリーショップでマリッジリングを購入した場合に差が出るのはメンテナンスの面です。店舗によりますが、結婚指輪を購入した場合は、アフターサービスが充実しています。これから数十年間身に付ける大切な指輪ですので、指輪選びは慎重に進めましょう。

まとめ

ファッションリングをマリッジリングとして使うことはできますが、結婚指輪は毎日身につけるものなので耐久性に問題があります。安価なマリッジリングを購入すると、メッキがはげたり、形が変形したりすることがあるようです。男女ペアで購入するものですが、メンテナンスに出す必要もあります。夫婦で長く使用するものなので、アフターサービスがきちんとしているジュエリーショップで購入されたほうが安心できるのではないでしょうか？