Column コラム
指輪サイズ
指輪のサイズについて
指のサイズは体調や環境によって大きく変わります。
・朝昼晩ですと一般的に朝のサイズは小さく、夕方になると大きくなります。ただ、その逆の方も多くいます。
・春夏秋冬でも変わります。 特に夏は汗ばんで入りづらいことが多くあります。
・お酒が入るとむくむ方も多くいらっしゃいます。
このように人間の指のサイズは一定ではありません。
さらに、緩めがお好みの方、きつめがお好みの方によってもサイズは変わります。
そんな中で、ベストなサイズを見つけるのは実際に指輪を身に着けて自分なりのベストサイズを見つけていくのが最善の方法です。
指のサイズと指輪のサイズは違います
「私の指は9号だから、この指輪も9号にして下さい」というお客様がいらっしゃいます。
ここで大きな間違いがあります。この方の指のサイズは9号ですが、指輪の形状によって9号とは限らないということです。
例えば、弊社TANZOの結婚指輪、婚約指輪は全てしごこちの良い内甲丸で仕上げております。
※内甲丸(うちこうまる)とは、内側の指にあたる部分の角を落とし、
下の画像の左の指輪は内甲丸で右の指輪は内甲丸ではありません。
内甲丸に仕上げた指輪とそうではない指輪では1サイズ位違ってきます。
内甲丸に仕上げた指輪ですと、指にあたる面積が小さくしごこちが良くなるため小さいサイズでも指に入ってしまいます。
逆に内甲丸になっていない平らな指輪ですと、指通りが悪く大きいサイズでないと指に入りません。
同様に、幅広の指輪は指に接触する面積が大きいのでサイズは大きくしないと入りずらいことになります。
つまり、指輪の形状によって選ぶサイズは変わるということになります。
指輪のサイズ問題を全て解決するのが、TANZOの『入籍指輪Ⓡ』
そんな指輪サイズの問題をすべて解決したのが『入籍指輪』です。
TANZOの入籍指輪は、結婚指輪の同一形状、同一サイズを作り、それを実際に家に持ち帰りいただき1週間ほど試していただく、家でも職場でも試していただき指あたり、サイズ感などを確認していただくことができるものです。
宝石店でサイズリングゲージを使い指のサイズを測って指輪のサイズを決めるのは、一番簡単な方法ですが、実際には時刻、環境、体調、そして指輪の形状によって変わってくる指輪サイズをその一瞬で決定するのは余りにも危険だと思われます。
サプライスプレゼントの方が内緒で指輪のサイズを調べる方法
サプライズで指輪を贈る場合は、宝石店でサイズを測ることもできません。内緒でお相手の方のサイズを測るのは不可能です。
そこで一般的には
・今身に着けている指輪のサイズから推測する。
→注意点 どの指にしているのか?右手か左手か?それが緩いのか?ピッタリなのか?で推測します。
・さりげなく聞く。
→注意点 実際には左手の薬指のサイズを測ったことがある方は少ないと思われます。彼女の思い込みもあると思いますので注意が必要です。
・左手薬指に紙を巻き付けて、円周を測る
→注意点 現実的でない上に正確性にかけることが多いのが現状です。
・身長、体重、体型、手の大きさ、などから推測する
→注意点 かなりの誤差が生まれてしまう可能性があります
・男性と女性の手を並べた写真を撮り推測する
→注意点 宝石店で男性の指サイズを測り写真での比率で推測しますが、もちろん正確にはでません。
以上のような方法をいくつか組み合わせてできるだけ多くの情報を宝石店にお持ちいただき推測するのが
最善の方法かと思われます。
サプライズで婚約指輪を贈る時はサイズ直し保証があるお店で
指輪サイズを推測する方法はどうしても推測値になりますので正確ではありません。必ずサイズ直しが必要になりますのでサイズを後からしっかり直してくれる保証のある店舗であることが必要です。
アフターサービスが万全の宝石店であることが重要だと思われます。