Column コラム

プロポーズをする際に、あなたはまず最初に指輪のことを考えるでしょう。その指輪はあなたにとって、プロポーズをする上で心強い味方になってくれるはずです。
しかし、そうは言っても指輪を贈ることは人生の中でもそうあることではありません。指輪にはどのような意味合いがあるのか？どのようなデザインのものを選ぶのが良いのか？相場はどのくらいなのか？それらをきちんと知った上で指輪選びに繰り出しましょう。

・婚約指輪とは？

別名「エンゲージリング」と呼ばれるこの指輪は、一般的には婚約の証として男性から女性へ贈られるものです。プロポーズの際に渡すのはこの婚約指輪です。
婚約には法律的な縛りはなく、あくまでも本人同士での約束事です。それを形にすることで、女性は結婚へと気持ちを強くすることが出来るのです。

婚約指輪にはダイヤモンドが多く選ばれています。これは、ダイヤモンドが世界で最も硬い石だと言われていることから「硬く、壊れることない永い愛」を表現しており、さらに無色透明であることから「純潔で花嫁が付けるものとして相応しい」とされているためです。
と、言いつつも、婚約指輪はダイヤモンドでなければいけないというわけではありません。パールやお相手の誕生石をプレゼントする人もいます。
婚約指輪はペアでなくても良いものなので、お相手のお好みに合わせて華やかなデザインを選ぶと良いかもしれません。

さて、気になるのは相場ですね。婚約指輪の一般的な相場は20万円～40万円ほどです。一ヶ月の給料に少し上乗せするくらいのものを選べば間違いありません。
また、最近はダイヤモンドルースだけをサプライズでプレゼントして、枠は2人で一緒に選びに行くという形が人気です。『ダイヤモンドは僕が選んだので、枠は世界にたった1つの君の好みのデザインにオーダーメイドで作ろう！』という決めセリフでプロポーズを成功させる方が増えています。

・結婚指輪とは？
別名「マリッジリング」と呼ばれるこの指輪は、結婚式で夫婦になる二人がお互いに指輪を交換し、愛を誓い合うためのものです。結婚指輪には、その丸く美しいフォルムに「途切れることのない愛」という意味が含まれています。

一般的に男女ペアのものを購入するため、男性でも身に付けられるよう金やプラチナで出来たシンプルなデザインのものが多く選ばれています。また、婚約指輪を贈っている場合は、婚約指輪と結婚指輪を重ねて付けられるようなデザインにするというのも良いですね。
婚約指輪はどの指に付けなければいけない、というルールはありませんが、結婚指輪は心臓に繋がる血管があると言われている左手の薬指に付けることで、「相手のハートは自分のもの」という意味を持たせました。

気になる結婚指輪の相場ですが、こちらは婚約指輪よりもお安めの、ペアで20万円～30万円のものが一般的です。名前や日付を刻印したり、丁寧にしっかり作る会社ですとオーダーメイドにしたりする場合には指輪が手元に届くまでに3ヶ月～4か月ほど掛かる場合もありますので、なるべく早めに選びに行きましょう。

婚約指輪と結婚指輪、これらを兼用するというカップルも少なくはありません。金銭的な面でも指輪は安い買い物ではないため、結婚指輪だけにするということもあります。

しかし、婚約指輪も結婚指輪も一生に一度の大切な贈り物ですし、それぞれの指輪の意味合いもありますので、迷うことがあったのならお相手と相談して決めることをオススメします。お二人の幸せな生活のためにより良い選択をしましょう。