Column コラム
結婚指輪にこそ鍛造
結婚指輪は、二人の永遠なる愛の証とされています。結婚指輪には、美しさや輝き、オリジナルの形も求められますが、永遠なる愛の証を象徴することから、「強さ」が求められると言えるでしょう。一生ものとなる結婚指輪としては、やはり鍛造がおすすめです。
「鍛えて作る」からこそ強度が高い
結婚指輪に鍛造が最適である理由は、鍛造ならではの製法にあります。
「鍛造」は、まさに鍛え抜かれた金属であると言えます。なぜなら鍛造では、熱を加えられた上で強い圧力がかけられることから、金属の内部にあった空気が押し出された結果、密度の高い金属が生まれるからです。それによって強度も増します。
強度が高い指輪ならば、一生ものの指輪として、どんなときでも安心して指にはめることができます。
職人の手作業でなめらかな仕上がりに
鍛造指輪が優れた点は、職人による手作業が行われていることです。
鍛造指輪の工程においては、金属にプレスをかけてリングの形にするまでは、機械を使用する場合もあります。
しかし、工程によっては、機械を使用するのはプレスをかける時だけで、リングを作る作業から仕上げに至るまで、職人の手によってゆっくり丁寧に場合もあります。
リングを作り、円の形を整え、指輪の外側から内側のやすりがけに至るまで、熟練した職人の手によって作り上げられていきますが、職人の丁寧な作業によって、なめらかに仕上がり、付け心地に優れた指輪ができあがります。
鍛造指輪は、「付けている感じがしない」ほど自然な付け心地であり、まさに、指輪と身体が一つになっている、といっても過言ではないでしょう。
品質の高さから、鍛造の結婚指輪ブランド化
鍛造指輪は、その品質の高さから、海外を中心としてブランド化されています。
日本の鍛造指輪ブランドと言えば、「TANZO.」(鍛造指輪株式会社)です。国内で唯一「鍛造」と「フルオーダー」を確立させたブランドです。
そして、海外ブランドでは、フルオーダーではありませんが、スイスの「FURRER-JACOT」(フラー・ジャコー)、ドイツの「NIESSING」(ニーシング)などがあります。
「TANZO.」は「流行に左右されない一生物の指輪」を創りたいという想いで、創業から60年、鍛造オーダーメイド製法にこだわった指輪を製造・販売しています。結婚指輪は、ぜひ日本製の想いのこもった鍛造指輪にしてみてはいかがでしょうか。